長野県の大学受験生(現役生)にとっての共通テスト対策・序章

高校3年生などの大学受験生(現役生)にとって、一般選抜(昨年度までの「一般入試」の後継となる入試形式)での最初の難関が、大学入学共通テスト。長野県内のいわゆる「進学校」(全国的に見れば決して「進学校」とは胸を張れないのでしょうが…全国高校偏差値ランキングでは、県内トップの県立長野高校(偏差値70)であっても、全国では177位です)に通う高校3年生は、「共通テスト対策」として、そろそろ共通テストの予想問題の演習に取り組み始めていることでしょう。

共通テストの出題形式・傾向は、国公立二次試験・私大個別試験とは出題形式・傾向が大きく異なります。また、学校の定期試験だけでは、共通テスト形式の問題を解答する経験は圧倒的に不足しています。ですから、共通テストの予想問題演習を積み重ねて解答時間の効率的な配分方法を知ることは、高得点を狙うためには必要不可欠です。

しかし、多くの現役生にとっては、この予想問題演習が一種の「苦痛」なのではないでしょうか?その理由は、知識・技能の定着が共通テストが要求するレベルまで到達していないから。いくら問題演習しても、暗記しておくべき事柄がまだ暗記できていないので、ほとんど得点できない…そんな状況では、学校などでの「共通テスト対策」が無意味になってしまいます。

だからといって、これから共通テスト当日までの約4か月間で知識暗記だけに集中してしまっては、共通テスト対策の最大の肝とも言うべき「効率的な時間配分の組み立て」が不十分になってしまい、「時間が無制限なら高得点できるのに…」と嘆くことになってしまいます。

では、知識・技能の定着が不十分な現役受験生(残念ながら、長野県の現役生のほとんどが、暗記不十分な受験教科・科目を抱えているでしょう)は、残り約4か月間という短い期間で、共通テストに向けてどのような対策をしていけばよいのでしょうか?

宮沢塾としては、「共通テスト対策・序章」として、まず次の2点を確認することをお勧めします。

◎そもそも、共通テストを受験する必要性はあるの?

◎あなたの志望大学・学部が要求する「共通テスト得点率」は?

直近の共通テスト対策模試での得点率が、『大学受験パスナビ』での「共通テスト得点率」(河合塾による情報。河合塾が予想する合否の可能性が50%に分かれるラインである「ボーダーライン」のこと)よりも10%以上低い場合は、「これから共通テスト対策を全力で実行したとしても、目標の得点率に到達することはできない」という可能性を考慮しておかなければなりません。大胆に言い換えれば、「国公立一般選抜、私大一般選抜共通テスト利用型での志望校受験は諦めるのが得策だ」ということです。

私大受験が許される環境の現役生や、大学浪人が許される現役生であれば、私大一般選抜個別試験型(個別試験のみの入試形式)にターゲットを絞るのが得策です。受験教科・科目が少ないため、やるべきことがより明確に絞られるのがメリットです。

国公立大学しか進学が許されない環境の現役生であれば、受験大学・学部を再考し、現実的に「共通テスト得点率」をクリアすることができる大学に志望校を変更するのが得策です。受験教科・科目が少なくなる可能性もありますし、目標得点を下げることで、共通テスト対策の焦点を絞りやすくなるのがメリットです。


いかがでしたか?

大学受験では、受験生の家庭環境が、合格戦略を大きく左右します。私大OKなのか?浪人OKなのか?

まずは、自分の置かれた環境を直視して、共通テストでの目標得点率を決めましょう。場合によっては、共通テストの得点を利用すること自体を回避することを考えましょう。

長野県の現役生のほとんどは、【小学生のうちから中学受験対策のために毎日のように塾に通い、学校+塾・予備校で大学受験のために勉強を積み重ねてきた、都会の中高一貫校の現役生】という「受験モンスター」には、到底太刀打ちできません。国公立大学に現役合格する受験生の多くは、そんな「受験モンスター」たちなのです。

長野県の現役生、めげずに、最善を尽くしましょう!

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